広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2017年10月18日 (水) | 編集 |
10月も3週目に入り、西条は急に寒くなったように思います。
ここ一週間ほど、雨天も多くなっております。


寒さに弱い、UEDです。
本日は、カタクチ航海2017Part 2の模様をお伝えします。


9月20−22日に航海予定が入りまして、昨年の9月今年の6月との比較も兼ねて、瀬戸内海中央部の燧灘で調査を行いました。カタクチ航海と言いながら、目的の魚はタチウオです。。。

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今回の乗船メンバー。竹原より2名の学生に協力してもらいました。ありがとうございました。

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タマさん、準備万端。早いです。
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マコガレイトレーナーとAWAJISHIMAくんは自前のレインウェアで挑みます。

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今回もMTDネットを用いた調査を行いました。
15時から24時までと翌日6時から12時まで、3時間に1度網を曳きました。
網が上がってくるとワクワクしますね!

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メッセンジャーを落として引網終了となるのですが、しっかり網が閉じたかどうかを衝撃で確認します。ワイヤーは伝わるけど、人は伝わっていくのでしょうか???この景色は恒例になってます。

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網が上がったらみんなで協力!採れたものをサンプル瓶に入れていきます。
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何が採れたかみんなで確認しているところです。


よーーーーく見てみると、、、、、
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タチウオの仔魚!1 cmもありませんが、既に銀白色に光ってます!
これくらいのサイズのタチウオが昼と夜でどのような分布を示すのかを調査してます。
6月に比べて明らかにプランクトン量が多いです。
タチウオ以外の仔魚もたくさん採れていますよ。

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今回も4年生にCTDによる水温・塩分の観測をしてもらいました。
ありがとう!


【釣り編】
航海中は釣りもしてます。
タチウオの親魚も欲しいっ!ということで、みんなタチウオを狙います。


「よっしゃきた!」
と叫んだ先輩トレーナーのマコガレイ。IMG_3147_201710181356040ce.jpg
タチウオかと思いきや、ハモでした。形は似てるけどなあ。

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しっかりタチウオも釣れました。
最初に釣ったのは新米トレーナーマコガレイ。
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船上ですぐ刺身にします。

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一番盛り上がったのはこの時でしょうか。
MIGIestaがワームでタチウオ幼魚を釣り上げました。
サンプルにさせてもらいます。


今回もたくさんのご協力ありがとうございました。



我が研究室へは新しいメンバー(3年生4名、2年生1名)が加わりました!
今週は新歓です。

では!




2017年10月17日 (火) | 編集 |
お久しぶりです、ニセクロです。

9月30日~10月9日までTahiti(時差-19時間)に行って参りました!
今回は、4年に一度(オリンピックみたい)開催されるThe 10th IPFC
フタスジさん、フウライちゃん、共同研究をさせていただいている桑村先生と
私の4人で参加してきました!!
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タヒチまでは成田空港から週2程度で直行便が出ており、飛行時間も
11時間と意外と近かったです(広島ー東京の夜行バスが12時間なんです)。
本数が少ないので、同じ飛行機にはIPFCに参加される他大学の方も多くおられました。
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そして、Tahiti到着です!
学会は10月2日からだったので、到着して早々、フェリーでMoorea島に行きました。
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Moorea島は、私が研究しているニセクロスジギンポの先行研究が
行われた場所で唯一鰭かじり頻度が高いという興味深い場所だったので、
うきうきが止まりませんでした。
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景色がとてもきれいで癒されました~

滞在中に先行研究がおこなれた地点にスノーケリングで行ってみたのですが、
なんとニセクロがおりました!!!!うおおおおおおおおって感じでした。
というか、うおおおおおおおおおおおと海の中で叫びました。
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こちらは、ホンソメワケベラです。
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お腹のあたりが赤くて、日本にいるホンソメとは異なる体色でした。
私が見たニセクロはお腹のあたりが赤くはなかったのですが、
いつも瀬底島で見ている体色とは少し異なっていたので面白かったです。

そして、本島に戻り、いよいよIPFCが始まりました!
いろんな分野の研究発表を聞くことができて勉強になりました。
私は2日目で、お三方は3日目に口頭発表でした!
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口頭発表はとても緊張したのですが、落ち着て発表することができました。
質問はうまく答えることができず、まだまだスキルアップしなければ
いけないなと痛感しました。(お三方の発表についてはフウライちゃんが
後編で書いてくれるのでお楽しみに)
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また、今回のIPFCにはニセクロの先行研究を行われたGrutterさんも
参加されていたのですが、お話させていただく機会を得ることができました!
私はこの学会のためにニセクロのイラストを描いて、Tシャツを作っていたのですが、
Grutterさんにはニセクロトートバッグをプレゼントしました。
Team Aspidontus だね、と喜んでくださり、本当に幸せな時間でした。
Team Aspidontus (2)_R
そしてこの後、私は熱でダウンしました(笑)

タヒチでの生活は驚きがいっぱいでした。
・異常なほどに落ちるブレーカー
・猛スピードで走行しているのに横断者がいればすぐに止まってくれる車たち
・夕方5時をすぎるとしまるスーパーマーケットやショッピングセンター
 (日曜日は昼12時にスーパーが閉まり、ほとんどのお店がやっていません)
・大量に売られるフランスパン
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・一日でできる壁アート
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・町のいたるところで時間関係なく鳴くニワトリ
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10日ほどしかいませんでしたが、とても内容の濃い日々でした。
後編についてはフウライちゃんが書いてくれるのでお楽しみに!!

[番外編: タヒチのニセクロたち]
先ほど、モーレア島のニセクロを紹介しましたが、
ここではボラボラ島とタヒチ本島のニセクロについても
紹介したいと思います。お時間のある方はぜひ!

〇ボラボラ島のニセクロ
後編で書いてくれると思いますが、私たちは帰国前日に日帰りで
ボラボラ島に行ってきました!ボラボラ島の海はとても透明度が高く、
魚は少なかったのですが、とてもきれいでした。
そこでも、ニセクロを見つけたのですが、卵食の常習犯だったようで
スズメダイ類から猛攻撃にあっていました。
Bora bora Island (3)_R 31_R.jpg

〇タヒチ本島のニセクロ
私は風邪でダウンしていたので潜れなかったのですが、
お三方がタヒチ本島でもシュノーケルをされました。
昨日、フウライちゃんがタヒチで撮った写真をもらって
何気なく見ていると………なんと、ニセクロが写っていたんです…3匹も…
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なんてこったでございます。フウライちゃんに「ニセクロやん!」と
言うと驚いていました。フウライちゃんは見事、ニセクロスジギンポに
騙されました(笑)ちゃんちゃん。



2017年10月16日 (月) | 編集 |
こんにちは、初めまして資源組4年のマコガレイ(ビギナー)です
最近はベントスのソーティングをする日々を過ごしてます

さっそく本題に入りますが、10月3日〜9日の1週間瀬戸内海の温暖化影響調査航海として豊潮丸に乗船してきました
今回の調査では資源メンバーだけではなく、倉敷芸術大、山口県水産センター、東芝デバイスからゲストの方々も乗船され、計15名での航海となりました

今回は、魚類相の調査を目的として瀬戸内海から宇和海までの各地点で釣りを行い、どこにどんな魚類がいるか調査を行いました

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調査地は港なので小型ボートに乗って行きました どんな魚が釣れるかわくわく

瀬戸内航海10月_8396 

エサ釣りではベラがたくさん釣れました
宇和海ではホシササ、アカササが大量に釣れてたのに対し
瀬戸内海に入るにつれてキュウセンやホンベラが増えていくのが特徴的でした
フカセ組ではグレも釣れてました あわじしまさんいい表情ですね

瀬戸内航海10月_1919 

船からも色んな魚が釣れました、サバは爆釣でしたね

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タマさんはイトヨリを釣ってました、綺麗な側線です

瀬戸内航海10月_6480 

瀬戸内航海10月_7388 

タモでダツをすくったりもしていました、すごいテクニックです

釣れた魚の胃内容物も見てみましたがイカナゴは出てこなかったみたいですね残念

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瀬戸内航海10月_5427 

魚類調査だけでなく環境DNAの調査も並行して行いました
沖底層、沖表層、岸の三地点をバンドン採水器を用いて採水し調査しました
僕自身も手伝わさせてもらいましたが
環境DNAの調査はしたことがなかったので貴重な経験になりました


港に寄港したときは美味しい食事や銭湯などを満喫しました

瀬戸内航海10月_1350 

宇和島での鯛めしは美味しかったですね

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アルバムのジャケットっぽい銭湯帰りの一枚

瀬戸内航海10月_1467 

資源恒例のカタン、1人勝ちが続いて皆さん不満そうです

瀬戸内航海10月_165 

青島の猫可愛かったですね

今回は6泊7日という長い航海でした
サンプリングでは各地点によって釣れる魚がだんだんと変化していく様子が観察でき面白かったです
個人的には魚のバラしが多かったのでもっと釣りをうまくなりたいと思いました

11月にもまた同じような魚類相の調査の航海を行う予定ですので頑張りたいと思います
ありがとうございました!








2017年09月08日 (金) | 編集 |

皆様こんにちは。M1のフウライです。
私はこの夏、2か月半ほど沖縄県の瀬底島でフィールド調査をしていました。
今回はその研究の様子と、瀬底での生活やイベントをご紹介したいと思います。

まず、フィールドである瀬底の海!
エントリー場所 

沖縄らしいエメラルドグリーンの海です!
水深が浅く透明度が高いため、調査はシュノーケリングで行っています。

デバスズメダイ1 メガネゴンベ1
クマノミ1 テングカワハギ
(デバスズメダイ、メガネゴンベ、クマノミ、テングカワハギ)
一面を覆う多種多様なサンゴと色とりどりの魚が本当にきれいです。

フウライ 
こちらは私の研究対象魚のフウライチョウチョウウオ
日中はほぼずっとペアで摂餌をしています。
体側の模様で50個体ほど個体識別をしています。

調査は主に以下の3つを行います。

行動観察 10:00-13:00
1個体を10分間観察して摂餌回数のカウントや、攻撃行動の記録をし、ペア内の雌雄の役割を調べます。
フウライ摂餌 
フウライチョウチョウウオは摂餌頻度がとても高いので、観察中は一瞬も気が抜けません!

寝床調査 17:00-20:30
お腹の膨れ具合と寝床に戻っているかどうかを確認し、ペアごとの産卵周期を調べます。
お腹大 
     おそらくこの日に産卵するメス(左)
食べ過ぎでもお腹が膨れることはありますが、それとは比べ物にならないくらいパンパンに膨れています。

夜体色 
暗くなってくると夜体色になり寝床となる岩陰に戻ってじっとしています。
夜の調査はライトが必須ですが、水面でライトを照らすとダツが突進してくるため、ダツの恐怖に怯えつつ、私の動きに合わせて閃く夜光虫に癒されながらほぼ毎日、この寝床調査を行いました。

早朝調査5:00-7:30
前日に産卵に行ったペアが縄張りに戻ってくる様子とそれまでの縄張りへの侵入者の有無を調べます。
フウライはかなり早寝早起きなので、夜型の私にはつらいです。
もちろん早朝調査の後は夕方まで爆睡です。

調査の後は、データ整理
データ整理 
海の中で書く字は汚すぎて時間が経つと自分でも読めなくなってしまうので、取ったデータはその日のうちにまとめることが重要!なのですが…


瀬底滞在中は琉球大学瀬底研究施設の宿泊棟に泊まっています。
起きて30分で海に潜ることができる恵まれた立地と、清潔で快適な施設も瀬底の大きな魅力の1つです。

学生部屋 
学生は4人部屋ですが、ほとんどニセクロさんと2人で泊まらせていただきました。
宿泊する部屋も食堂もクーラーが完備されていて、ついつい部屋に引きこもってしまいます。

食事は主に自炊自炊!!をしています。
ご飯 

自転車で15分ほどの場所にあるスーパーにはゴーヤやナーベラー(ヘチマ)、イラブチャー(ブダイ)、ランチョンミートなど沖縄らしい食材も揃っています。


瀬底での日々はほぼ研究尽くしの毎日ですが、時には楽しいイベントでリフレッシュ!

美ら海水族館の花火大会
今年はサンセットビーチとして有名な瀬底ビーチで、海から上がる花火を見ました。
夕日 
花火はもちろん海に沈む夕日も荘厳でとってもきれいでした。

ボートダイビング
ボートダイビング 

ニセクロさんの調査に便乗して一緒にボートダイビングをさせていただきました。

洞窟 
久しぶりのスキューバで緊張しましたが、いつも潜っている場所とは違った環境で、いつもは見かけない魚もたくさんいて新鮮でした。

カスミチョウチョウウオ フエヤッコダイ
  カスミチョウチョウウオ      フエヤッコダイ
こんな時でもついチョウチョウウオを目で追ってしまう自分が怖い…

瀬底島の夏祭り
夏祭り 
瀬底島内のローカルなお祭りですが、三線の演奏やエイサーなどもあり非常に盛り上がっていました。私は島人のパワーに圧倒されっぱなしでした。

この2か月半、狂ったように海に潜って、たくさんのデータを集めることができました。
しかし、今回の瀬底生活での一番の成果は施設の方々や他大学の学生さん、私の研究を気にかけて協力してくださった方々との貴重な出会いでした。快適な瀬底生活と研究がたくさんの方々のサポートによって成り立っていることを忘れず、これからも研究に精進していきたいと思います。


最後に、おまけコーナー
(※ここから先はおふざけ要素満載なので、興味のある方だけどうぞ!)

美ら海戦隊 瀬底レンジャー 
~ダースベイダーの改心編~
瀬底レンジャー最初 

今日も平和な瀬底の海...
と、そこにダースベイダーが現れた!

ダースベイダー3 

釣り竿(ライトセーバー)で魚を一網打尽にしようとしている!

ダースベイダーから瀬底の海を守るため、死闘を繰り広げる瀬底レンジャー2号と3号
無題 

激しい戦いの末、ついにダースベイダーのフォースが弱まりマスクが外れた...

1号 
そこに現れたのは瀬底レンジャー1号の姿だった!

一度は暗黒面に落ちた1号だったが、2号と3号の必死の呼びかけにより
海洋資源の大切さを思い出し、本来の姿を取り戻した。
こうして瀬底の海に再び平和が訪れた。

瀬底レンジャー最後 

[ 出演 ]
ダースベイダー:カンモンハタさん(友情出演)
瀬底レンジャー1号:カンモンハタさん(友情出演)
瀬底レンジャー2号:ニセクロさん
瀬底レンジャー3号:フウライ


最後まで読んでくださった皆様ありがとうございます。
実はこのヒーローマスク、ふざけて着けているわけではなく(この写真は完全にふざけていますが…)れっきとした潜水調査時のユニフォームなのです。
毎日、海に潜っているとクラゲが大量に流れつき、海の中が一面クラゲだらけ!ということも。
そんな時に役立つのがこのヒーローマスク!!
某100円ショップで購入したヒーローマスクにシュノーケルを咥える穴を取り付けました。
これにより顔の露出を100%なくすことができ、クラゲの入り込む隙を一切与えません。
このマスクを着けている時に海の中で人に出会ってしまうと恥ずかしくて顔向けできませんが、今ではこのマスクがないと不安になるほどです。
見た目はさておき、機能の面では素晴らしい発明だと自負しております。
クラゲでお困りのダイバーの方はぜひ一度お試しください!

以上、少し脱線しましたが、瀬底滞在記でした。

フウライ



2017年08月22日 (火) | 編集 |

こんにちは。ごえもんです。

お盆も過ぎましたが、まだまだ暑いですね。

口永良部島も毎日30度超え、海も温泉状態です。

 

お盆休みは人の出入りが激しい。金岳中学を卒業した人達が続々と帰ってきました。そんな真っ只中で港祭りと第19回夏祭りがありました。

ヒロダイは伝統的に準備へ駆り出されます。

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初日、港祭りは今年完成した新堤防で行いました。

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ヒロダイはビール担当

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船に乗ってプチ遊覧と恵比寿様へ参拝

 

次の日、夏祭りです。会場が港から小学校の校庭に移ります。

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発電機を運ぶハコフグ氏

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会場設営が終わるのは始まる1時間前くらい

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私は今年もオンステージ。声援ありがとうございました。

 

最後は花火で終わりました。来年は第20回です。いいですね。

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0806 寝待 砂利を運ぶ私