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広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2019年09月12日 (木) | 編集 |
今年も暑い夏が続いて夏バテ気味です。
どうも久しぶりの更新になります。カレイです。
先月末の出来事ですが、資源組のメンバー五人で岩手県大槌町で行われた東京大学の方々の調査に同行させてもらいました。
今回はその様子をお伝えしたいと思います。

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調査前日は時間があったため、仙台名物牛タンを堪能、ボリューミーで美味しかったです。

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また、YSKNくんおすすめのカッパ川へ、初めてカッパ釣りを行いました。
今回は残念ながら坊主でした。

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そして目的地である東大の国際沿岸研究センターへ到着
震災後に新しくできた施設ということもあり、とても綺麗な建物でした。
この日は明日の調査に備えて、皆早めに就寝しました。

東北二日目、この日は今回のメインイベントである調査を行いました。
調査内容としては藻場における魚類相の昼夜間比較を目的として、朝と夜に地引網を引きました。
調査地点は岩手県大槌町の吉里吉里という場所であり、YSKNくんの調査フィールドでもあります。
僕は地引網の経験がなかったので、足手まといにならないよう作業を行いました。
やってみたら分かったんですが地引って大変ですね。

調査が終わった後は取れたサンプルのソーティングを行いました。
瀬戸内とは魚類相が異なっており、同定が難しい種もありましたがなんとか行いました。

次の日は予備日であったため、仙台に帰るがてら日本三景である松島を見学しました。
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天気が曇りのため写真写りは良くなかったですが、綺麗なところでした。

また、せっかく東北に調査に来たということもあり、美味しいものもたくさん食べました。
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東北の海鮮はとても美味しくとても大満足でした。

今回の東北調査は途中トラブルなどもありましたが、なんとか皆無事に怪我もなく調査を終えることができました。
僕自身M2で東北に行けるなんて思っていなかったので今回の調査はとてもいい経験になりました。
この夏が終わったら修論の追い込みが始まりまだまだ忙しくなると思うので、これからも気を抜かず頑張りたいと思います。

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最後は集合写真で
それでは!


2018年06月20日 (水) | 編集 |
最近は梅雨でじめじめした天気が続いてますね。
どうもカレイです。

私はイシガレイとマコガレイの2種類のカレイについて、干潟をフィールドにして研究をしています。
干潟は様々な生物が生息する生物多様性の高い環境です。
私は呉市の二河川、広島市の三筋川、竹原市の賀茂川の河口に形成される干潟で3〜6月にかけてカレイ調査を行いました。

石まこ 
この写真をみてどちらがイシガレイでどちらがマコガレイか分かりますか?


正解は左:マコガレイ 右:イシガレイでしたー
この写真の稚魚は違いがはっきりしていて分かりやすいですが、もう少し小さい稚魚になると同定も大変です。
こんな稚魚を採集することを目的として、調査を行っています。

干潟で調査を行なっていると、カレイ以外にも様々な生物に出会うことができます。
今回はそんな生物たちについて紹介したいと思います。

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この稚魚は何か分かりますか?
これはヒゲソリダイというイサキ科の魚類の稚魚です。
夏に産卵する種類らしく、もうすぐ1歳になる個体ですね。
5cm程の大きさだったのでずいぶん成長が遅い魚みたいですね。

higesoridai-2.jpg 
ちなみにこれが成魚の写真です。
稚魚のときは真っ黒だった体色も成魚になると薄くなるみたいです。


三筋川の楽々園干潟でも様々な生物がいました。

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上の写真は右からヒメイカ、ヨウジウオ、アイナメ?です。
下の写真はアイナメのアップです。
たも網でカレイ採集を行っているとこんな生き物たちも採れます。

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脱皮したてのガザミです。触ってみるとプニプニしててまだ柔らかかったです。
ムシロガイ?がたくさん群がっており、脱皮後の無防備なとこを狙っていたみたいです。

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ナマコの仲間らしきもの、種類は分かりませんでした。 
追記:マナマコらしいです

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アオサに打ち上げられたメバル稚魚。
6月頃になるとアオサが大量発生してグリーンタイドを形成するので大変です。

RIMG2530_20180620193907eba.jpg 
こんな物体も落ちてました。何か分かりますか?

ヒントは・・・
IMG_4056_201806201936171c0.jpg 
近くにこんなものが落ちてました。



もう気付いた人もいるかもしれませんね。
あれはカミナリイカ (モンゴウイカ)の卵でした。初夏に産卵する種類らしいです。
近くに落ちていた甲羅は産卵後、死亡した個体のものだったんでしょうか。

その後も干潟を歩いていると・・・
RIMG2535_201806201939015ba.jpg 
なんとカミナリイカ がいました。
おそらく産卵が終わって、力を使い果たしたんでしょう(ちなみに持ち帰り美味しく頂きました)


賀茂川のハチ干潟も様々な生物がいました。

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賀茂川で一番最初に見かけるのはこのモクズガニです。
初めてみると大きいカニなのでびっくりします。

川でたも網で探っていると・・・
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お腹ぱんぱんのチチブらしきものが採れました。

さらに
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クロダイの稚魚らしきものもたくさん採れました。
川で稚魚を見かけるのは珍しいそうです。

海の方で探っていると・・・
RIMG2540_201806201942277ad.jpg 
カレイが採れた!と思いきや顔の向きや口の形が違う。
そうですヒラメです。6月にもなるとヒラメも出現するみたいです。

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アカエイもいました。毒針があるので危険ですね。
干潟にはこういった危険な生物もいるので気をつけないといけないです。


最後に賀茂川の付近にこんな生物が・・・
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ハクビシン?アナグマ?イタチ?それとも野犬?
正解は脱毛したタヌキでした。初めてみたのでびっくりしました。


このように干潟には様々な生物が生息しており、生物多様性の高い環境であると実感しました。
今年のカレイ調査はこれで終わりですが、今回得られたデータでいい研究結果が出せたらいいなと思います。

それでは!




2017年10月16日 (月) | 編集 |
こんにちは、初めまして資源組4年のマコガレイ(ビギナー)です
最近はベントスのソーティングをする日々を過ごしてます

さっそく本題に入りますが、10月3日〜9日の1週間瀬戸内海の温暖化影響調査航海として豊潮丸に乗船してきました
今回の調査では資源メンバーだけではなく、倉敷芸術大、山口県水産センター、東芝デバイスからゲストの方々も乗船され、計15名での航海となりました

今回は、魚類相の調査を目的として瀬戸内海から宇和海までの各地点で釣りを行い、どこにどんな魚類がいるか調査を行いました

瀬戸内航海10月_2032 

調査地は港なので小型ボートに乗って行きました どんな魚が釣れるかわくわく

瀬戸内航海10月_8396 

エサ釣りではベラがたくさん釣れました
宇和海ではホシササ、アカササが大量に釣れてたのに対し
瀬戸内海に入るにつれてキュウセンやホンベラが増えていくのが特徴的でした
フカセ組ではグレも釣れてました あわじしまさんいい表情ですね

瀬戸内航海10月_1919 

船からも色んな魚が釣れました、サバは爆釣でしたね

瀬戸内航海10月_9016

タマさんはイトヨリを釣ってました、綺麗な側線です

瀬戸内航海10月_6480 

瀬戸内航海10月_7388 

タモでダツをすくったりもしていました、すごいテクニックです

釣れた魚の胃内容物も見てみましたがイカナゴは出てこなかったみたいですね残念

瀬戸内航海10月_885 

瀬戸内航海10月_5427 

魚類調査だけでなく環境DNAの調査も並行して行いました
沖底層、沖表層、岸の三地点をバンドン採水器を用いて採水し調査しました
僕自身も手伝わさせてもらいましたが
環境DNAの調査はしたことがなかったので貴重な経験になりました


港に寄港したときは美味しい食事や銭湯などを満喫しました

瀬戸内航海10月_1350 

宇和島での鯛めしは美味しかったですね

瀬戸内航海10月_5116 

アルバムのジャケットっぽい銭湯帰りの一枚

瀬戸内航海10月_1467 

資源恒例のカタン、1人勝ちが続いて皆さん不満そうです

瀬戸内航海10月_165 

青島の猫可愛かったですね

今回は6泊7日という長い航海でした
サンプリングでは各地点によって釣れる魚がだんだんと変化していく様子が観察でき面白かったです
個人的には魚のバラしが多かったのでもっと釣りをうまくなりたいと思いました

11月にもまた同じような魚類相の調査の航海を行う予定ですので頑張りたいと思います
ありがとうございました!








2016年11月15日 (火) | 編集 |

先日14日に五日市の楽々園干潟にて
サキグロタマツメタガイ(以下サキグロ)の卵塊の密度調査を行いました.
サキグロ?なにそれ?という方は過去記事の冒頭をご参照ください.
現在,M2のタマとB4のサヤカちゃんがサキグロをテーマに研究してます.

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昨年8月のタマ
最近また痩せたらしいです,飯食え

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いつもキラッとしているサヤカちゃんですが

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干潟に降り立ってもその輝きは健在
オスたちの(サキグロの)視線をくぎ付けです



そんなわけで車を1時間ほど走らせ
楽々園に到着


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干潟に興奮気味の3年生と冨山先生

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ギンポちゃん(♀)も手伝ってくれました
ウェーダーも似合います

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ミギタくんはドライスーツです,体幹を鍛えます

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干潟 GO

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楽々園,奥に見えるのは はつかいち大橋

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調査範囲をきめて歩きながら卵塊を探し密度を調査

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卵塊キャッチャー

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沖へいくほど密度は減少傾向?


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採集した卵塊たち
いくつかは研究室に持ち帰り乾燥耐性の試験に使用します



調査のついでに生き物採集をしました



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サキグロもいました,マテガイを捕食中

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メバル稚魚がいました
アマモが群生している近くにいました(リリースしました)

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稚魚(不明,約1cm)
メバル?にしては顔が丸いような。。。勉強不足(リリースしました)

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干潟,いかがだっただろうか


約二時間で調査は終了しました


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GO BACK TO SAIJO


私自身久しぶりの楽々園で楽しかったです

干潟は白い砂浜やカラフルなサンゴ礁と比べると茶色いし地味ですが
アサリやバクテリアなどによって水質が浄化されたり
様々な生き物に生息域や産卵場として利用されているので
見た目のわりに大事な役割を担ってますよね.

何はともあれ実際に現場に行ってみてその感じを掴むことは大事かなと.



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それでは

しげお

2016年11月07日 (月) | 編集 |
お久しぶりです、イカナゴ君ことあわじしまです。
イカナゴが夏眠し僕も夏眠していたら、あっという間に卒論の時期が迫ってきていました。
次は冬眠しようと考えていた僕ですが、なかなか眠れなさそうです....。

というわけで遅くなりましたが、8月に行われたエラブ魚類相調査について書かせていただきます。

今回の調査はギンポさんの旗振りのもと、資源鹿児島大学三重大学宮崎大学の4大学から計20名近くの方達が集まり行われた調査になります。

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今回の調査で初めてエラブを訪れました。

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しっかり作戦会議をしてから

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潜り部隊や

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釣り部隊に各自別れて調査を行いました。

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調査で捕られた魚を標本へ

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標本作りのスペシャリストの方々による標本。芸術ですね。

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調査期間中には島の子供たちを招いて勉強会も開かれました。

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みんな真剣に取り組んで、上手に鰭を立てていましたね。

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最後に、おさかな博士たちによるお話で締めをくくっていただきました。

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上D料理長の気合の入った料理。毎日ありがとうございました。

8月に行われた調査は謎のブーメラン台風に翻弄されながらも、
無事に終えることが出来ました。
今回の調査を何不自由なく行えたのも島の方達の支え、ご協力があったからこそです。
本当にありがとうございました。

また共に調査に携わってくださった鹿児島、宮崎、三重大学の皆様のおかげで
何不自由なく調査でき、標本作成などで色んなことを学べたと思います。
ありがとうございました。

調査は一通り終えましたが、写真の加工などまだまだやることはたくさん残っているので、
頑張っていきましょう!!

えらぶ集合写真

では!

あわじしま