広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2009年03月25日 (水) | 編集 |

卒業シーズン到来です。
広島大学でも、3月23日に卒業・修了式が行われました。


今年度の修了生は永田君、細川君の2名。
卒業生は石川君、澤田さん、中田君、民法さん、吉田君の5名です。
このうち、中田君と民法さんは大学院へ進学が決定しています。
その他4名は就職、1名は他研究室に進学と、それぞれ資源を巣立っていきます。


卒業・修了式後の一コマ。華やかな袴姿が素敵です♪




資源を卒業する5名には、想いのこもった写真立てと色紙を贈りました。



それぞれの研究対象魚をモチーフにした、オリジナルエコバックも作っちゃいました。
資源の思い出とともに、大切にしてくださいね。
  



その後、研究室でカキ&鍋パーティーをしました。
また、こうして集まって語れる日が来ることを願っています。
   






卒業式の翌日、4年生たちが橋本先生に感謝の花束を贈っている場面です。

愛が溢れていますね(笑)。




卒業生のみなさん、資源での経験を生かして、それぞれの道で活躍されることを心からお祈りしています!
卒業おめでとう!!



2009年03月10日 (火) | 編集 |
この世はマンボウでできている。

マンボウは脊椎動物史上最多抱卵数を誇るフグの仲間である。

海がマンボウだらけにならないのは、その分だけ小さな時に他の生き物に捕食されているからだ。

そう考えると、例えば、マンボウ仔魚→マグロ→ヒトなどの食物連鎖が考えられ、食物網の頂点に位置する我々ヒトが食べる大型海産動物は、ルーツを辿るとマンボウに行きつくと言っても過言ではないだろう。

しかし、この魚は研究者泣かせの魚である。デカく、重く、臭い。

それ故、捕獲記録は世界に無数にあるが、形態以外の研究は乏しく基礎生態もよくわかっていない。

そこで今回は愛媛県みかめ・潮彩館で行われた「第二回世界マンボウサミット」に参加し、四国地方のマンボウ情報をいくらか得たので報告する。

【Introduction】

始まりは偶然だった。いや、これは最早必然だったのかもしれない。

3月1日(日)。いつものようにマンボウで検索しながらネットサーフィンをしていたら、愛媛県みかめ・潮彩館で「第二回世界マンボウサミット」が開かれることを知った。

翌日、早速、潮彩館の方に問い合わせてみると、参加してもOKとの話をいただいた。広島からは遠いので、車を誰か出してもらえないだろうかと考えていた矢先、再び潮彩館から電話がかかり、我が水圏資源生物学的研究室の卒業生・相良氏が講師として呼ばれていることを知った。

これを橋本教授に話すと笑いながら「世間は狭いねぇ~」と言い、坂井准教授は「会うなら是非お酒を」と双方とも先生方は卒業したのにも関わらず研究の広報活動をしている相良氏を懐かしそうに高く評価していた。



相良氏は私が現在マンボウ研究ができるようになった始まりの人である。何だか運命的なものを感じ、胸が高鳴った。

初めは一人で行こうと考えていたものの、話してみると後輩の中村氏が車を出してくれるといい、付き添いで金友氏、坪井氏も加わり、計四人でサミットに乗り込むことになった。

【Materials and Methods】

四人でワイワイおしゃべりしたり、時々寝たりを繰り返しながらブーンと車を飛ばして着いたのはサミット一時間前。





早速プールにマンボウがいるのか確認してみる。すると、ちゃんとマンボウはいた。今年は年明けから深海魚が例年以上に打ち上げられるなど海流の状況が変化しており、通常この冬の時期にマンボウが多数漁獲されるはずの四国~九州エリアでの漁獲が少ない。主役無しでのサミット開催が懸念されていたようだが、何とか確保できたみたいだった。



写真ではわかり辛いが、このマンボウは1.2mくらいあり、背鰭が短い奇形だった。

一時間あるから余裕だろうと近くの中華料理屋にいくと・・・少し時間をくってしまい、サミット開始に少し遅れる羽目となってしまった。

【Results】

まずは地元の方々によるお琴の演奏でオープニングセレモニー。


次いで愛媛県・潮彩館×大分県・マリンカルチャーセンター×高知県・足摺海洋館の協定・調印式。


休憩を挟んで、我が研究室卒業生、相良講師によるマンボウクイズ。


最後に地元小学生による感想会にて、サミットは終了した。


今回、サミットへの参加を快諾してくれた菅波氏、講演の話をまとめると、ここ、愛媛県・三瓶(みかめ)町ではマンボウのことを〝バンバラバン〟もしくは単に〝バン〟と呼ぶらしい。三瓶でのマンボウ捕獲は定置網ではなく、巻き網。元々、海の駅として施設を建てる話があったところに、マンボウを飼ってみてはどうだろうかと地元民の声を取り入れ、今のマンボウが泳ぐ道の駅ができたのである。

同地域、足摺海洋館の方に話を聞くと、マンボウは11月~3月に高知県に来遊してくるらしい。高知では冬はマンボウ、夏はヤリマンボウが定置網に入るらしい。水温は16~21℃と温帯や熱帯に分布しているにも関わらず、やや冷水を好むようだと話していた。これは最近の他国での研究結果とも一致する。水族館で飼育されているマンボウは餌を食べずにやせ細るか、餌を食べまくって肥満になるかの二極化される。足摺海洋館ではマンボウの体のシワの具合を見て、餌をあげ過ぎないようにしていると言っていた。

【Discussion】

このサミットは研究報告会ではない。マンボウを地域資源として町おこしをしようとする試みの事例報告会である。第一回目が大分県・マリンカルチャーセンター、第二回目が愛媛県・潮彩館、そして来年は高知県・足摺海洋館に受け継がれた。

〝世界マンボウサミット〟と名付けられたこの催しは、マンボウを通じて世界が協力していこうという想いが込められている。マンボウで世界を繋げる?と聞いて笑われる方もいるかもしれないが、彼らは本気で活気立っていた。

マンボウは古くはローマ時代から壁画に描かれ、日本でも江戸時代以前から記載がある。こうした町おこしの事例がゆくゆくは将来、その地域と密接に結びついたマンボウの民俗へとなっていくのではないかと思う。

マンボウを目玉にする→来場客に地元の品の良さを伝えて商売する→町おこしという視点は、単にマンボウの生態を解き明かしたいだけの研究者としては少し複雑な気持ちがあるが、しかし、地域の情報(来遊時期等)は地元の方が詳しいので、研究者と商業者がうまくお互いを利用して総合的にマンボウのことを深く理解できればいいなと思った。

市場価値は無いと言われることもあるマンボウだが、今回は学術的視点ではなく、商業的視点としてどう扱えるのかについて考えさせられた。

豪華な食事にも招いて頂き、酒の席で話を聞き、マンボウ1つにしてもいろいろな見方ができるのだなと思った。〝気付き〟は大切だと職員の方に教えられ、柔軟な発想で今後の研究に生かしていきたいと思う。


【Acknowledgments】

今回、サミットへの参加を快諾していただいた菅波氏をはじめとする潮彩館の方々、高知県のマンボウの話を聞かせていただいた足摺海洋館の方々、サンプリング時の貴重な写真を提供していただいた相良氏には厚く御礼申し上げる。また、今回忙しい中、車を出していただいた中村氏、交替で運転をしていただいた坪井氏には様々な点でサポートして頂き、深く感謝する。最後に、金友氏にはオチを担当し硬い内容を柔らかくして頂き、感謝する。

このサンプリングに携わったすべての方々に感謝の意を述べる。

                            筆者:澤井



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2009年03月06日 (金) | 編集 |
本日は坂井先生の41歳の誕生日ということで、坪井さんがケーキを手作りしてくださり、研究室にいるメンバーでお祝いをしました。

☆+:。.(ノ。・ω・)ノHappy birthdayヽ(・ω・。ヽ).。:+☆

お茶会では、

某サミットで講演するS氏へのビデオレター(詳細は後日にて)(●´艸`●)ウヒヒ♪


飛行機の怖さ、南洋航海の想い出などの話で盛り上がりました。

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少し照れている坂井先生(〃´ω`)ゞと坪井さんの手作りケーキ

坂井先生、誕生日おめでとうございますー! 研究室一同

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2009年03月02日 (月) | 編集 |

資源D2の坪井です。
2月27日(金)に行われたOB会の様子をご紹介します。


お忙しい中、29名もの方々がお集まりくださいました。
入学年度もS59からH17までと、幅広い年齢層でした。



場所は広大郵便局前に昨年オープンした伯和ホテル。
立食形式で、世代を問わず、みなさん自由にご歓談されていました。





途中、OBの方々が、現在の職務についてご紹介くださいました。


          
 瀬戸内水圏の重田さん        呉市役所の竹谷さん



              
九州環境指導センターの島本さん     海遊館の辻さん




この他にも、海洋建設の加村さん、広島大学総合博物館の清水さん、大鵬製薬の中村さんも、その仕事内容を面白おかしく(!?)わかりやすくお話ししてくださいました。

資源を卒業された方が、さまざまな分野でご活躍されていることを改めて実感しました。

在学生にとっても、現場の生の声を聞ける良い機会になったことと思います。




最後に記念撮影をしました。



なぜか、変な顔バージョンもあります(笑)。





今回は準備不足で色々とご迷惑をおかけ致しましたが、また来年も開催してほしいという有り難いお声もいただきました。



縦の繋がりを大切にしていくためにも、こういった会を今後も続けていければと思っています。




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