広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2013年07月31日 (水) | 編集 |
ぎんぽです。

今日はいろいろなお別れがありました。

3年間に渡ってエラブで生活されたOさんが島を離れました。
Oさんは元々は料理人なのですが、何気なく扱っている食材がどうやって収穫、漁獲されているかを自ら経験するためにエラブに来られました。
島での行事にも積極的に参加され、中心メンバーとして尽力されてきました。

しかし、自分の店を持つという夢を叶えるために、島を離れることになったそうです。

今日の見送りには非常に多くの方が集まり、別れを惜しんでいました。




このお別れテープの数…すごい…

Oさん、今までありがとうございました!
お店がオープンしたら遊びに行きますね!!


そんな別れの裏で、僕らには別の別れが…




そうです、先代の車との別れです。笑

車体の至る所がサビて、ドアもロクに開け閉めできない状態でした。




今年から新しく車を導入したので、お役御免ということで廃車にすることになりました。

ヒロダイの家から港に運ぶまでには非常に多くの困難がありましたが、なんとかなりました。笑

ちなみに、車の送り状の品名は…





まぁ間違ってはいないですねw

今までありがとう!




今の車は少しでも長持ちするようにサビ止めを塗装し、こまめに掃除をしています。

大事に使っていきましょう!


(車のヘコみや擦った痕は誰のせいかな?)
ぎんぽ

2013年07月25日 (木) | 編集 |
ぎんぽです!

ワイカくんがしっかりと広島の様子を伝えてくれてますね。
この調子でどんどんお願いしますよー!

さて、もう夏真っ盛りですね。
エラブでもイベントなんかが相次いでいて、夏!って感じの毎日です。

そして夏といえば野菜!
キュウリ、ゴーヤー、オクラにスイカなどなど、毎日収穫しないと大変なくらい育ってくるようです。
そんなわけで、島の方達から頻発に野菜をいただいています。



大玉のスイカを手に嬉しそうなtksくん。



念のために言いますが、この写真の人はtksくんです

風来坊的な人ではありません。

野菜不足に陥りやすいと言われるエラブ生活ですが、今年はそんなことはなさそうです。
ありがたいことですね。

いつもいただいてばかりではなく、釣ってきた魚なんかをお返ししています。
こうした近所付き合いがあるのもエラブの魅力の一つですね!


余談ですが、この写真のおかしいところに気が付きますか?




よく見ると、葉っぱが何者かによって食いちぎられています。





実はこれ、エラブにおける哺乳類の最大派閥であるシカの仕業です!
夜になると家の敷地内にまで入ってきて葉っぱをかじっているようです…

こんなに自然と隣合わせの生活が送れるのもエラブの魅力の一つ…?笑

アウトドア派にはたまらない島ですね!!!


(最近の海水温は30℃に達しています)
ぎんぽ

2013年07月25日 (木) | 編集 |
今日は欲張ります。 ワイカです。

夏はエラブ組だけでなく、瀬戸内海組も頑張ってるぜアピールを
兼ねて倉橋島の様子を書いていこうと思います。

倉橋 海

倉橋島の海の様子です。
大小様々な島が浮かぶ美しい瀬戸内の風景ですね。

海に入ると様々な魚が出迎えてくれます。

アカメバル

メバル(たぶんアカメバル)の群れ
釣って楽しく、食べて美味しい魚がここの海域には
多く生息しています。

キュウセンTPIP

キュウセンです。
研究対象魚なので載せちゃいました。
藻場と隣接する砂地に多く生息しています。

奥の白い体色の個体(雌)が性転換して
手前の緑の体色の個体(雄)になると考えられていましたが、
実は白いヤツの中にも雌のふりをした雄がいることが近年判明しました。

複雑な生活史と社会をもつキュウセンは奥が深く、研究しがいのある魚です。

コブダイ

KOBU=DELさんの研究対象魚コブダイです。
まさに王者の風格が感じられます。

今まで瀬戸内海に2年ほど潜っていますが
なかなかいい写真が撮れません。
この写真もぼんやりしています。

そこで、今日調査後に時間があったのでコブダイ激写に
リベンジしてきました。

そしてついに念願の1枚が・・・


コブダイy

小っちゃ!!

これでもれっきとしたコブダイです(約2cm)。
幼魚と成魚でこんなにも姿形が違うものなのですね。

この子が立派なコブを持ったコブダイになるには
20年もの歳月がかかるのだとか。

この子が大人になる20年後の瀬戸内海が豊かなままであり続けられるように、
研究を通してこの海を見守っていきたいですね。

(ええこと言うた)
ワイカ

2013年07月24日 (水) | 編集 |


世間ではすっかり夏休みですね。
ワイカです。

写真は昨日の晩ごはんです。
今治で買い付けてきたチダイ、マダイ、マルアジとナルトビさんのお土産の
野菜をふんだんに使っています。

冨山先生、太刀男さん、朝早くからのサンプリングお疲れ様でした。

ナルトビさんいつも美味しい
お土産ありがとうございます
いつでも資源にいらして下さい。
(と思っていたら今日もいらしてました 笑)

新鮮な食材で美味しい夕食が作れることも資源の強みですね。

(先週蜂に刺されました)
ワイカ

2013年07月16日 (火) | 編集 |
暑くなってきましたね

久しぶりにブログ書きます

ワイカです

毎年この時期は学部2年生の基礎実験が
あります

皆さん熱心に先生の話を聞き入っています

魚種の同定、スケッチ、ホシササノハベラの計測や統計処理など内容も盛りだくさんです

瀬戸内海の魚に触れあい、水産コースに興味を持っていただけるといいですね

近々倉橋の研究も報告する予定です

(スマホで書きました)ワイカ

2013年07月10日 (水) | 編集 |
どうもまたまたまたギンポです。

というのは冗談でお久しブリのコブダイです。

先日の休みにちょこっと遊漁船に乗ってルアーフィッシングに出かけてきました。
行き先は、もちろん福井県は玄達(ゲンタツ)瀬。※過去記事①参照
知り合いの方に誘って頂き、張り切って6時間以上掛けてドライブしてきました。

狙いは①ヒラマサ、②ブリです。
早朝5時に港を出港し、一時間ほどでポイントに到着です。
玄達瀬は、遊漁船に解放されるのが夏の2ヶ月間だけなので魚影が濃いことで有名なのですが・・・。

釣れません・・・。
釣り方は魚群探知機&ソナーで小魚の群れを探して、ひたすらジギング。海鳥が集まってきて、海面にまで小魚が追われだしたらキャスティングで狙うというものだったのですが。
※ジギング:メタルジグという鉛の固まりを魚の形に成形したルアーを用いて、魚を鉛直方向に誘う釣り方。
※キャスティング:主にトップウォータープラグという水面に浮かぶルアーを用いて、魚を水平方向に誘う釣り方
ともに大きなルアーを使い、体に負担がかかるため、一日釣りをすると翌日は筋肉痛です笑


釣れません・・・。

思わず昨年の嫌な記憶が蘇ってきますが(去年は青物ボウズでした)。

しかーし、やってやりましたよ!!
どどーん!!!
ブリ
83cm、6キロの正真正銘まぎれも無いブリSeriola quinqueradiataです

去年の事があるのでホントに嬉しかったです


釣ったブリは大事に資源へと持ち帰り、晩餐会が開催されました

もちろん刺身、そして資源お得意の寿司
ブリ寿司

これまた絶品のブリしゃぶ
ブリしゃぶ

さらに、ブリあら大根カマの塩焼き
ブリかま

どれも絶品でした。
考えてみると、天然のブリを食べる機会ってそう無いですからね!
10人で食べても、充分な量がありました。

海の恵みに感謝

どうも私が大きな魚を釣る事を、他の資源メンバーは快く思っていないようで!?、毎回自分で更新して自慢みたいになってます笑過去記事②

ではまたビッグワンを釣り上げたら更新しますね

KOBU=DEL

2013年07月08日 (月) | 編集 |
またまたぎんぽです。
もう勢いで書きますよ!!!


学会後、マンボウさんと僕は沖縄で調査等を行いました。
今回は琉球大学立原研究室の皆さんにお世話になりました。


立原研は沖縄で水揚げされる魚の生活史を中心として、様々な魚の生態学的な研究をされています。
資源とよく似た感じですね。

立原研ブログはこちらへ→ 立研Blog


市場組は沖縄各地の漁港でそれぞれの魚種を買い付けてサンプリングをしています。
資源のホームグラウンドである今治漁港のように、直接買い付けではなく、仲買人にセリで落としてもらっています。
なので、目当てのものが手に入らないこともあるとか。。。


市場では様々な魚種が揚がっていましたが、その中でも目を引くのが沖縄三大高級魚である


マクブ(シロクラベラ)

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アカジン(スジアラ)

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アカマチ(ハマダイ)

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※右中段に並んでいる赤いやつ


ですかね。
なかなか良い値で取引されていました。


マンボウさんが美ら海水族館に保管されているマンボウの標本を観察しに行ったりしている間、ぎんぽは沖縄本島の海岸線をいろいろ回って、イソギンポ科の生息状況などを調べていました。

その途中にいろいろ立ち寄りました。



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残波岬
潜水講習組もちらっと観光してましたね。
良いタイドプールが形成されていて、非常に調査が捗りました。


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真栄田岬
ダイビングスポットとしても有名で、リーフエッジから一気に数十mまで落ちるそうです。
平日なのにダイバーでごった返してました。
夏休みとか大変なことになりそう。。。


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万座毛。
沖縄を代表する景勝地ですね。


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魚類生態研究者にはお馴染みの琉球大学瀬底実験所。
坂井先生も学生の頃に研究をされていたフィールドです。


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瀬底島の先にある古宇利島。
観光スポットとしても有名ですね。
すんげー綺麗でビビりました。


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沖縄本島最北端の辺戸岬。
目の前に与論島もはっきりと見えました。
釣りのポイントとして良さそうでしたが、大したものは釣れませんでした。



沖縄本島は東西南北で海岸の環境が異なるようで、同じ島なのに場所ごとで全く違う印象を受けました。
きっと、住んでいる魚も種類が大きく異なるんだと思います。


滞在中に、同じように琉大に滞在していた宮崎大、三重大の皆さんと共に、立原研でご飯をごちそうになりました。
もちろん市場で獲れた魚尽くしです!

テンジクタチのタチ飯、ミノカサゴとバラフエダイの煮付け、オオメカマスの刺身、タカサゴの昆布シメ、ヒメジ科の南蛮漬け、かき氷などなど…

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どれもこれも美味しかったです!
新鮮な魚が手に入る研究室はいいなぁとしみじみ思いました。。。

ちなみに、タチウオ料理のレパートリーはうちとほとんど同じでした。
ただ、沖縄は干物ができないようなので、タチ男くんに軍配が上がるのかな?

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かき氷は何故か盛り上がりました!!!


そんな感じです。

立原研の皆さん、本当にお世話になりました!
お忙しい中、長々とお邪魔してすみません。
広島や口永良部島にも遊びに来て下さいね!


ちょっと詰め込みすぎですね…
今回入らなかった小ネタは今度お届けします。



(今日の研究室周辺はマンボウ臭がすごいです)
ぎんぽ




2013年07月08日 (月) | 編集 |
ぎんぽです。

広島へ戻ってきました!
沖縄に比べると幾分か過ごしやすいような気がしないでもないですね。



さて、沖縄でのあれこれをどどっとお伝えします!

まずは沖縄での目的、

Indo-Pacific Fish Conferenceです!

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これは4年に1度行われる国際学会です。
分類、系統、生態、環境などなど魚類に関するあらゆる分野の研究者が参加しました。


会場は沖縄コンベンションセンターでした。

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海のすぐ隣にある好立地で、多くの人が発表そっちのけでビーチに繰り出していたとかしてないとか。


会期は4日間、もちろんすべて英語なので気合いを入れて臨みました!


資源からの発表は3日目の冨山先生のポスター発表からでした!

TITLE: Sexual dimorphism in scales of marbled flounder Pseudopleuronectes yokohamae
(Pleuronectiformes: Pleuronectidae): possible relevance to their spawning behaviour.

・・・すみません、写真撮ってなかったです。。。

ただ、今回の学会を通じて異体類(カレイやヒラメの仲間)の研究者達でかなりの意見交換などが行われたようです。

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今後の動向が気になりますね!



次はワタクシ、ぎんぽでした。

TITLE: Behavioral study of a facultative air-breathing fish, Praealticus tanegashimae
(Blenniidae) on tidepools of Kuchierabu-jima Island, southern Japan.

英語での発表は初めてだったので、準備の段階からあわあわしていましたが、まぁなんとかなりました。多分。

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発表に使用した動画を見た外国人研究者が、

COOL!

と言っていたようです。
核弾頭ことキュウセンくんには敵いませんが、笑いも取れたので良しとしましょう。
発表後、いろんな方が声をかけてくださって嬉しかったです!


4日目にはKOBUさんとマンボウさんが登場!
しかし、まさかの同じ時間帯に発表でした。。。



まずはKOBUさん。

TITLE: On age and growth, feeding habits of Semicossyphus reticulatus(Labridae) in the western-central waters of the Seto Inland Sea.


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豊潮丸がしれっとタイトルスライドに!

内容はもちろんコブダイの資源学的研究について。

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これまでやってこられたデータをバシッとまとめて、とても濃い内容でした。
溢れるコブダイ愛ですね!
偶然にもコブダイの近縁種を研究している研究者と知り合うことができたようで、今後は面白い話が進んでいくのでしょうか??



その裏ではマンボウさんの発表が!

TITLE: The taxonomy of ocean sunfishes (Tetraodontiformes: Molidae) with notes on changes in morphological characteristics with growth.

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マンボウの研究はサンプルの集まりにくさ等の理由でなかなか行われていません。
しかし、うちのマンボウさんはそのハードルを乗り越えて研究を続けてらっしゃいます。

こちらも非常に濃い発表内容でした。
会場には非常に多くの人が詰めかけていましたが、かなりのインパクトを与えることができたのではないでしょうか!


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ただ、このスライドは意味がわかりません。。。笑



自分の発表以外は、それぞれが気になった発表を聴きに行ったり、談笑を楽しんだりしていました。
海外の研究はスケールがでかく、またデータの表現の仕方が上手いなぁと思いました。
当然ですが、しゃべりも上手いですよね。
気の利いたジョークの一つや二つ言ってみたいもんですね。


最終日の夜にはFarewell Partyがありました。
DFSの1フロアを貸し切りというえらい豪華なパーティーでした。

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特に乾杯の音頭などもなく、来た人から勝手に飲む感じで少し拍子抜け。。。笑

飲んで食って喋ってと満喫しました。


翌日は午前中に首里城で少し観光し、海を見に行きー


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そして冨山先生は慌ただしく広島へと戻られました。



そんな感じのIPFCでした。
それぞれ実りある学会になったと思います。

次回のIPFCはタヒチで開催されるそうです。
ぜひ参加したいですね!

参加された皆さんお疲れ様でした!




沖縄後編はまた後ほど!


(腕の皮が剥け始めました)
ぎんぽ

2013年07月02日 (火) | 編集 |
昨日は知念漁港の水揚げを見てきました。



この日は定置網船が入ったため、多くの魚が水揚げされていました。


こんな魚もいました。



オキナワオオタチです。
これは深海釣りによって漁獲されたものだそうです。
水深は200~400mだとか…

体色が綺麗なほど高値がつくとのことで、かなり丁寧に扱われていました。
あまり水揚げされない、珍しい魚だそうです。

普段見ているタチウオとはスケールが違いすぎてただただ驚きです。


ぎんぽ