広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2014年07月30日 (水) | 編集 |
今年の夏も暑いですね!

どうもkobu=DELです。今日は何となくレンジさん風にお伝えしてみます、はい。

ちょっと聞いて下さいよ~!
毎年資源研究室が担当している大学院実習が先週あったんで、その様子をアップしちゃいますね!
サクッと、はい。
あ、先週の話かよっ!てのは無しで...

え~、この実習何するか簡単に言っちゃえば、はい、シュノーケリングです。
この日の天気は最高!!
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暑い日に、海に入れる実習って最高ですね!!!
でも7月の瀬戸内海、意外に冷たい...
いや、そんなハズは無いです。
ちょっと、冷たいかな、ぐらいですね。油断すると、ね。


この実習では、フィン(足ヒレ)、マスク(水中メガネ)、シュノーケル(水に顔つけたまま息できる便利なアレ)の使い方、潜水スキルを学びます。
ちなみに↑この3つ、業界では3点セットって呼んでます。
どの業界か良くわかりませんが。ダイビング?潜水研究者?
ま、そこら辺ですね。

実際に海に潜って、自分の目で海中の生き物を観察するって、素晴らしい事じゃありません?
資源研究室では大切な研究手法の一つです。
中には海が苦手な学生も居るかもですが、そこは実習なので。頑張りましょう。

まずはマスクやシュノーケルに慣れる事から始めて、次はフィンを使った水面移動。
そして、水中に潜行するためのジャックナイフを練習しました。

資源研究室では、シュノーケリングは出来て当たり前というか、まぁそんな感じなんで。
まずは(レンジさんが)お手本見せちゃっても良いですか?



こんな感じです。
水面に静かに浮かぶ→上半身を海底に向けて曲げる→体が沈み始めたら足を真上に突き出す
これだけで、スーッと水の中に入って行けます。お試しあれ。
あ、何気にムービーって、このブログ初じゃないですか?
これから流行るかも?デスね(^o^)

ま、それは置いといて、最後は恒例の修了検定を行ないました。
練習したスキルを上手く使いこなして、水深3mの海底に沈めたお宝をGetしてくるってやつです。
フィルムケースの中に砂&チョ○エッグとかのおまけフィギュアが入ってるってだけなんですけどね笑
こんな感じで、海中でガサゴソやってもらいます↓
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う~ん、透明度悪いですね汗

あ、たまにハズレもあるんで、要注意です。
ハズレの場合は、もう一回ですね。はい。

また8月には3年生の実習もあるんで、その様子なんかもアップしちゃおうかな、なんて思っている今日この頃です。
ではでは~
みなさん、今年も水の事故多いようなので、安全に気をつけて夏&海を楽しんで下さいね!

(久々の更新でした コブダイ

2014年07月22日 (火) | 編集 |

※画像大量です


西表に行ってきました!

今回は我らが豊潮丸の航海ではなく、三重大学の勢水丸の研究航海です。
豊潮丸と比べると勢水丸の方が少し大きいみたいですね。

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中の設備はいろいろと違いがありましたが、外見はよく似ていますね。


三重県の松阪港を出港し、4日間ノンストップでひたすら南下。

毎晩マルチネットを曳いて稚魚採集を行いました。

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真ん中の大きなやつはエソ科の稚魚です。
大きな黒斑が並ぶのが特徴です。

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綺麗な夕日を眺めたり


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トビウオを眺めたりしながら


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ようやく西表島の船浮湾に到着!!

デッキに出た瞬間、汗が噴き出すくらいに暑かったです…
日差しも痛いくらいに強くて、さすが南国という感じです。

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西表では魚類採集調査を行いました。

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セインネットという網を曳いたり


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潜ったり


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本船や小型ボートから釣りをしたり


瀬戸内とはもちろんですが、エラブの海とも大きく異なる景観と魚種でした。
湾内がメインだったので、湾外だとさらに違うんでしょうねぇ…


汽水域やマングローブにも行きました。

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トントンミーこと、ミナミトビハゼ発見。
広島にもいるトビハゼの南方種ですね。

資源OBの方々が研究していたヨダレカケと同じく、陸上で生活する魚ですが、ヨダレカケ類が岩礁に生息しているのに対して、トビハゼ類は干潟などの汽水域の砂泥底に生息しています。
また、ヨダレカケ類はイソギンポ科、トビハゼ類はハゼ科と科レベルでも違いますね。


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日本で最も大きいといわれるホシマダラハゼもいました。


日中はこうした魚類採集を楽しみ、夜はひたすら標本処理。

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それが終われば夜釣り。

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カマストガリザメ?とか、オオメカマスとか、ゴマフエダイ、ハマフエフキとか大きな魚がいろいろ釣れました。
イタチザメが釣れた時はさすがにびっくりしましたけどね。
湾内の浅いところで、ダイバーも多いエリアにイタチザメは…
引き上げずに海面でおかえり願いました。

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あと、メートル級のコザンザメも釣れました。
この大きさなのにコバンという名前でいいのか…


順調に調査が行えていましたが、台風8号が発生したため、帰りの那覇寄港を諦めて西表に長期滞在。

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船浮湾は国際避難港ということで、多くの大型船が避難しに来ていました。
なぜか海上保安庁の船3隻に囲まれる場面もありましたが…笑

台風は西表の東を通っていったため、特に大きな被害はなく、翌日には問題なく調査が行えました。

西表最終夜には、夜釣りでとんでもない事件が!

昼間に釣ったキツネウオを1匹掛けにしてぶっこみ釣りをしていた人に強烈な当たりが!

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海に引き込まれそうなほど引いています!
格闘すること1時間。
ようやくその姿が…

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正体は推定2.5m、300kg?のオオテンジクザメでした。

でかい。
でかすぎる。。。
こんなものが上がってくるんですね。

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ロープを括りつけて強引に引き上げましたが、もう少し弱らないと船までは上げられないので朝まで吊り下げて放置していたら、いつの間にか脱走していました…
残念。


1週間の西表滞在を終え、三重まで再び4日間の船旅。
1週間いても街中に行くこともなければ現地の人と遭遇することもなかったです。
あそこは西表だったのか、よくわかりません。

台風の影響で外海は奄美周辺まではめちゃくちゃ揺れました。

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なんとか予定通りに松阪帰港。


これまで行ったことない海域での調査、他大学の練習船に乗るという大変貴重な経験をさせていただきました。
三重大学の皆さん、ありがとうございました!


全国的に梅雨明けした所が多くなってきましたね!
これから夏本番。
体調管理には十分に気をつけて、夏を楽しみましょう!!!


(下船後は陸酔いがひどかったです)
ぎんぽ



2014年07月18日 (金) | 編集 |

こんばんは、昨日に引き続きすだれ女です。

一日移動だったため、こんな時間の投稿になってしまいました・・・申し訳ないです。


今日は、図鑑とウミガメ調査についてお話していきたいと思います。



まず図鑑について


この図鑑は、エラブにいる魚の記録を作り、島民以外のより多くの人に島の自然を知ってもらうために作成しています。
生物の記録は魚の図鑑だけでなく、植物やコウモリ、ウミガメやオカヤドカリなど多様です。


調査区域内には多くの熱帯魚がおり、潜るたびに新しい発見があります。

写真は、新しく図鑑に登録予定の魚たちです。

アジアコショウダイ(幼)
アジアコショウダイの幼魚


ヘラルドコガネヤッコ(成)
ヘラルドコガネヤッコ


キンハナ 雌
キンギョハナダイ 雌


クロハコフグ
クロハコフグ 雌


また、エラブの海は夏の日差しが差し込み、非常にきれいです。
水温や気温も上がり、潜りやすいです。


太陽


魚だけでなく、多彩なサンゴにも目を奪われます。
無題


せっかくのきれいな海なので、たくさんの生物の写真を撮り、図鑑に載せたいと思っています。




次は、ウミガメの調査について

エラブには、アカウミガメとアオウミガメの2種類のウミカメがいます。
アオウミガメは、調査区内の水路でよく見かけます。
いつも、気持ちよさそうに泳いでます。

ウミガメ
このアオウミガメは、元々左腕がありません。


出会ったウミガメをよく見ると、個体ごとに特徴があるので、よく観察して個体識別ができればと考えています。


アカウミガメは毎年砂浜で産卵しているので、深夜砂浜に上陸するウミガメを探して歩きます。
最も上陸する時間は午後11時から午前2時頃で、この時間に赤いテープを巻いたライトで見回りをします。

母ガメは光と音に敏感なため、見回りには神経を使います。


私は一度だけアカウミガメの母ガメに会いましたが、残念ながらその一度だけでした。



自身の研究も熱いですが、こちらの活動も熱いです。
どんどん進めていきたいと思っています。


以上、すだれ女でしたー。

2014年07月17日 (木) | 編集 |

こんにちは!
久しぶりに投稿します、すだれ女です。


さて、私はエラブでの生活の前半が終わろうとしています。
想像以上に島での生活に慣れず、研究も思い通りに進まず、けっこう苦戦中です(笑)


ですが、先月から今月にかけ、島では行事ごとや新しく進展を迎えつつある調査など、楽しいイベントが沢山ありました。
今回は、今まであったことを「イベント・行事」と「図鑑・ウミガメ調査」の2部に分け、今日明日と2日連続でアップしようと思います。



今日は、今までにあったイベントや行事を、日にちを追って振り返りたいと思います。


7月5日(土)
この日は海洋講習という名の海水浴がありました。

島の小学生と一日中泳ぎ、お昼には漁師さんが採ってきた魚を食べたり、スイカ割りをしたりして楽しみました。
ちびっこ達は遊ぶことに関して体力があり余っているようで、私は午前中だけでもかなり疲れてしまいました。

お昼前には、漁師さん達が大きなクーラーボックスに4杯ぐらいの魚を採って帰ってきました。
採れた魚は、オビブダイ(モハメ)・アジアコショウダイ(ココダイ)・チョウチョコショウダイ・ニザダイ(コメジロ)・ユカタハタ・アカハタ(メバル)・イシガキダイ・イスズミ(ヒツ)・アカエソ・メガネハギ等々。夜光貝やホラ貝もありました。

ユカタハタやアカハタはアラ汁に、ニザダイは刺身とその際に出たアラは焼き魚になり、お昼に出てきました。
アラ汁はコラーゲンたっぷりでトロトロしており、刺身と焼き魚には脂がたっぷりのっていて、本当においしかったです!




7月12日(土)

この日は、男性2人には運命の日とも言える奉納祭がありました。

奉納祭とは、エラブが火山の島であることと深く関わりのあるお祭りです。
山の火の神様に男性と女性の踊りを奉納することで、今年も神様のお怒り無く平和に過ごせるようにという願いが込められています。
何年か前までは、集落ごとに多様な踊りがあったそうですが、今は主要な踊りのみが残ったそうです。

私はエラブに来るのが遅かったのでお手伝いのみでしたが、男性陣2人は棒踊りという踊りを披露しました。
2人とも衣裳がよく似合っていましたよ(笑)
踊りは大盛況!!
最後にはアンコールに応える形になっていました。

そして夜はお疲れ様会の飲み&BBQをしました。
とてもいい思い出になりました(笑)




今回は、ゲストが多いためアップできる写真がありませんでしたが、明日は海中のきれいな写真を載せたいと思っています。
ではまた明日ノシ


湯向 白灯台にて
写真は湯向、白灯台にて撮影



2014年07月10日 (木) | 編集 |
tksです
エラブに来てから一月半ほどが経ちます。

台風による強風は昨日、一昨日よりは弱くなった気がしますが、まだ強い風が吹いています。





ということで、海に行けず暇なので僕の今年のエラブでの釣果報告をします!



まずはこいつら!





エソ



アオヤガラ

どこの堤防でもほぼ必ず僕と遊んでくれます!








オキザヨリ



アカカマス

これらはすだれ女さんに塩焼きにしてもらったのですが、良い酒のつまみになる感じで、美味しかったです。







こんなのも釣れました。



魚の王さま マダイ(28.5cm)

6月に釣ったため、旬ではないですが、刺身は甘味があり、美味しく頂きました。






また、夜釣りにも行きました。




ゴマヒレキントキ



オオスジイチモチ





これらの魚は本村港と赤灯台で釣ることが出来ました。

いろいろな魚が釣れて楽しいですね~



ただ、青物は未だ釣れず!


島の人はカンパチなど釣っているんですけどね泣






良い釣果報告ができるように頑張って釣りします!


台風去ったら磯にいくぞー


研究もするぞー





tks








2014年07月01日 (火) | 編集 |
どーもー

目覚めたら、目の前の壁にでかいクモ 
パソコンの上には ゴキブリ
そして おなかの上にナナフシ が乗っかっているという
愉快な朝を迎えた ばんじょーフタスジです。

とりあえずナナフシにはお外にお帰りいただいて、二度寝しました。(朝の4時だったんで・・・)

こんなことでいちいち動じていたらエラブでやっていけません。

エラブはココ最近ずっと、どしゃぶりの雨が続いていました。湿気なんかも半端じゃないです。
女子部屋の壁からきのこが生えてくるくらいです。

昨日今日は久しぶりに晴れましたが、明日あたりからまた天気が崩れるとのことなので、ちょっと心配です・・・。

雨だと家にこもりっぱなしになってしまうので、皆かなり退屈なんですよね。


そんなんですが、研究は着実に進んでいます。

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ちょっとわかりづらいですが、tks君が、研究対象のナメラヤッコを個体識別しているところです。

ナメラヤッコもフタスジリュウキュウスズメダイも、雌雄がよく似ていてぱっと見での個体識別が難しいんです。
なので観察を始める前にこのように捕まえてきて、体長を計測し、雌雄判別をしてから、イラストマーという識別用の絵の具を皮下に注射します。個体識別後はもとの生息地に戻します。

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こちらが個体識別をしたもの。

の絵の具が注射されています。
観察したい個体の数だけこの作業を行わなくてはならないのでなかなか地味で大変な作業です。

ここをしっかりやっておくと後の観察などの作業が楽になるんですけどね。

魚にとってはすごく迷惑な作業なんですが(申し訳ない・・・・)


さてエラブで生活を始めてもう1ヶ月がたちました。早かったような長かったような、忙しかったかのんびりしていたかよくわからない1ヶ月でしたが、皆元気です。

あ、少し前に僕こんなのとりました。

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今回はこのへんでー。



(この記事書いてる隣で、tksがイビキかいて寝てます)

ばんじょー