広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2015年03月20日 (金) | 編集 |
お久しぶりです。ばんじょーです。
西条もすっかり暖かくなりました。このままの気温が続いてくれればいいのですが、、、、。

さてさてワタクシ、実は先週までエラブに行っておりました。
目的は今年の研究の下調べ 
夏に観察するフタスジリュウキュウスズメダイちゃんたちがどのくらいいるかを確認したかったのですが、、、、

エラブといえどやっぱりまだ水中は寒いですね
しかも僕が滞在中は日本全国的に寒波が来ていたこともあって、天候が最終日近くまで安定しませんでした。
2週間近く滞在していたんですが海が荒れて実は3日しか潜れてないんです。

水温も低いせいか、あれだけたくさんいる魚たちもあんまり出てこねーなー、、、、
と思っていたら思わぬサプライズが!
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ナンヨウカイワリ Carangoides orthogrammus の群れです!
たぶん40匹くらいはいたでしょうか?人間に興味があるのかしばらくぐるぐると僕の周りを泳いだり
後ろについてきたりしてきました。
いやー テンション上がるなぁ!夢中で写真を取りました
小型のヤツはエバと呼ばれていて、よく tks が釣っていたのですが大変美味な魚です。

美味しい魚といえばこちらも
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オキザヨリ Tylosurus crocodilus crocodilus です。
エラブでルアーを投げた経験がある人ならおなじみですね(笑)
この魚、いままでは外道としてあんまり持って帰っていなかったのですが
寒い時期のコイツは脂がのっていてとてもおいしいことを初めて知りました。
しかもデカい!1匹で数人分のオカズになります!

美味しいものが普通に手に入るのもエラブの楽しみの1つですね。
正直研究はうまくいかなかったのですが(潜れなかったんで)、楽しい時間を過ごすことができました。

後編に続きます!

(スライド作成の現実逃避中)

ばんじょー



2015年03月10日 (火) | 編集 |
 
ぎんぽです。
今日はとんでもなく寒いですね。
この記事を書いている15:50時点で西条の気温は-1℃、雪が舞っております。
さすがにこんな冷え込みは今シーズンこれで最後でしょう…



さて、先日俺ゼミを開催しました!
今回の担当はマンボウさんです。

誰もがマンボウのお話かと思いきや、
「マンボウの話は個人的にでも話せるから」
ということで、

「研究生活とお金」

というなかなかヘビーなお話になりました。

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多くの学生がお世話になっている「奨学金」

さらなる研究の発展のために欠かせない「研究助成金」

さらに上のステージの「学振」


マンボウさんのこれまでの経験を踏まえたお話になりました。


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研究には当然コストがかかります。
(お金をかけたから良い研究になるわけでもないですが)
研究室からの援助がある場合もありますが、そうでないケースも多々あります。
自分で研究費を獲得することで、可能性が広がり、研究に対するモチベーションが上がり、
何よりも「自分の研究は面白いんだ」と自信をもてます。
さらに、研究費を獲得するには自分の研究の面白さをしっかりと第三者に伝える必要があるので、
研究についてしっかりと考える良い機会にもなるのです。

マンボウさんの研究も奨学金や研究助成金があったからこそ発展しているわけですね。
決して簡単な道ではないですが、マンボウさんを見習ってぜひチャレンジしてほしいですね。


普段は見せないマンボウさんの研究者としての一面を垣間見れたんじゃないでしょうか?
皆さんもう少し尊敬の念をもちましょうね!!!



マンボウさんのゼミ後、他研究室の豊潮丸航海や3年生の乗船実習で採れたサンプルの同定大会もありました。
なかなか難易度の高いものが混ざっていてみんな苦労していましたが…

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良い勉強になったんじゃないでしょうか!



すっかり卒論発表会についてお伝えするのを忘れていましたが…
そのうち誰かがアップするのでしばしお待ちを!


ぎんぽ


2015年03月05日 (木) | 編集 |
広島大学総合博物館の研究報告に資源から以下の2本が掲載されました。


重田 利拓・手塚 尚明・中川 倫寿・冨山 毅・坂井 陽一・斉藤 英俊・清水 則雄
「瀬戸内海周防灘中津干潟における絶滅危惧種アオギス Sillago parvisquamis(キス科)の最新の生息状況(2011-2013 年)」


木村 祐貴・新野 洋平・坂上 嶺・佐々木 司・清水 則雄
「広島大学総合博物館に収蔵された魚類標本:1909-2013 年」


重田さんの論文は、絶滅危惧種アオギスの瀬戸内海における生息状況について。
ぎんぽらの論文は、広大博物館の魚類標本コレクション設立と、各研究科から移管された標本の整理結果について。


PDFはこちらからご覧いただけます。
広島大学総合博物館

ぜひチェックしてみてください!


2015年03月04日 (水) | 編集 |

しげおです。

先月26日、兵庫と大阪でイカナゴ漁が解禁となりましたね(毎日新聞の記事はこちら)。

今年は全国的に不漁が予測されており心配ですね。


先日、卒業旅行がてら、愛媛(地元)にイカナゴ調査に行って参りました。
2年のエンドーとともに、朝3時に大学を出発。

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去年もお世話になった㈱森水産。
こちらでは現在イカナゴの親漁が行われています。

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漁獲されたイカナゴの親魚は養殖餌料や釣り餌として出荷されます。
こちらは釣り餌としてストックしておくための水槽。

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水槽では元気にイカナゴが泳いでいました。

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キャピキャピ過ぎてブレます。

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写真上が親魚で下は稚魚たち(シンコと呼ばれています、約3cm)

実はこのシンコ、兵庫や大阪ではこの時期(3月初旬)にたくさん漁獲されるのですが
こちらの森水産(愛媛)ではほとんど獲れず、獲れても親魚にほんのわずかに混ざる程度だとか。
同じ瀬戸内海でも漁獲実態に違いがあるなんて不思議ですね。
このへんがわたしの研究テーマだったりもします。

調査のため漁船に同乗させて頂きました(朝7時)。

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水温を測って頂いております。

以下は網入れの様子です。




潮が動いていない時間帯に2隻の船で網を引っ張ります。
一回の曳網時間は約30分、一日に10回以上曳網する日もあるとか。

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網から船の生け簀に魚を移す際
揺れる船上でどうしてそんなに早く動けるのだろうか、と感動するぐらい
迅速に作業が行われていました(あまりに早すぎて手伝うこともできず)。
調査のために普段は網を曳かない水深を曳網して頂いたり
底質採集を行って頂いたり、大変お世話になりました。



午後から同県伊予市の愛媛県栽培資源研究所を訪問しました。

今年から飼育実験を行うと考えているので、研究員の方たちに助言をいただいたり
水槽施設を見学させて頂きました。

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ヒラメ


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キジハタ

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このほかにもさまざまな魚介類が種苗生産用などに飼育されていました。

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ハリセンボンのはく製

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100トン水槽(もはやプール)に小窓がついており、覗いてみると↓



日々の慌ただしさも忘れさせてくれます。


大変有意義な一日となりました。
ご協力頂いた㈱森水産のみなさん、愛媛県栽培資源研究所のみなさん
本当にありがとうございました。



2015年03月01日 (日) | 編集 |
はじめまして、2年のエンドーです。

タナカさんに引き続き、魚生研 in 宮崎編の報告をしたいと思います。

今年の魚生研は宮崎大学の延岡フィールドで行われました。
私にとって初めての九州、九州出身の人にとっても宮崎は滅多に訪れない場所らしく
広い空や珍しい地名、名物料理にウキウキでした。


口頭発表1日目
宮崎大学、東京海洋大学、長崎大学など様々な大学・研究施設から集まった
学生や教員による研究成果のプレゼンが行われました。
研究内容はもちろんのこと、魅せるスライドと堂々とした発表に感心させられっぱなしでした。
いつか自分もこの場に立ちたい!!


ポスター発表
資源からも8人が参加し、これまでの研究の結果と前日まで及んだ練習の成果を
惜しげもなく披露していました。
それでは、資源の先輩方の輝かしい発表風景をどうぞ!

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    今回のリーダーのtksさん。魚生研を盛り上げるために尽力してくださいました。
    本当にお疲れ様です。

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    魚生研でもモリさんワールド全開です。
    今回で最後のjkさんもご機嫌でした。

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懇親会
発表の時とは打って変わって和やかな雰囲気で、普段なかなか話せない
他大学の学生との交流を楽しみました。
発表では真剣で近寄りがたい雰囲気の人たちも学生の顔に戻ってはじけていました。
中にはハメを外しすぎた学生もいたりいなかったり...
......

色々あって、2日目の朝

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廊下には前日の飲み会の痕跡が4体ほどあったそうです。


口頭発表2日目
広大からはぎんぽさんが口永良部島の魚類図鑑について発表しました。

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さすがはぎんぽさん、貫録のある発表です。


同世代との交流に思いっきりはしゃいだ人も、はしゃぎすぎて後悔している人も、
色々と思い出に残る魚生研になりました。

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来年の魚生研は鹿児島です。今からとっても楽しみです!!

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エンドー