広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
  • 05«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »07
| Login |
2012年11月03日 (土) | 編集 |
ぎんぽです。

先月中旬から鹿児島県の与論島へ行ってきました。

観光!


というわけではなく、鹿児島大学の調査に呼んでいただいたのです。


与論島は鹿児島県ですが、沖縄本島が目と鼻の先にあります。
気候や文化的にも沖縄に近いのかなぁと感じました。
毎日が暑く、夜もクーラーをつけないと寝苦しいこともありました…


DSCF2293_convert_20121103153025.jpg


今回の調査は与論島の浅海域を中心とした包括的な魚類相調査。
潜ったり、釣ったり、掬ったり、市場で買ったりして魚を集め、標本を作製していきます。


DSCF2301_convert_20121103163103.jpg

水中はこのような感じです。
サンゴ礁で形成された島ということで、非常に遠浅な海でした。
水深2-3mのリーフがずーっと続き、エッジまではかなり泳がないとたどり着けません…
でも、エラブの海とは全く異なる環境、魚種だったので終始楽しみながら採集が行えました。


IMG_1332_convert_20121103153203.jpg


セリの様子です。
キハダ、シイラ、カツオといった回遊魚、ブダイ類やタカサゴ類といった南国ならではの魚など様々な魚が水揚げされていました。



IMG_1329_convert_20121103154409.jpg


赤い方がナンヨウキンメダイ、黒い方がヒレジロマンザイウオです。
ヒレジロマンザイウオ、恥ずかしながら今回初めてその存在を知りました。
なんでマンザイウオという名前がついたのか気になりますね。
島の方に頂いて刺身で食べましたが、美味しかったです。


こちらは標本作製の様子です。

IMG_1481_convert_20121103154518.jpg


写真+12-10-24+22+00+42_convert_20121103155400


これは、鰭立てという虫ピンや微針と呼ばれる針を使って鰭を広げる作業です。
標本にしても鰭条数などの情報を読み取れるようにします。
分類学ではごく当たり前の作業なのですが、資源には馴染みがないかな??

ちなみに魚の名前は上からミノカエルウオ、アカハチハゼ、テンクロスジギンポです。
ぎんぽの魚の好みが丸出しですね。笑


こうやって鰭立てを終えたものは標本番号が書かれたタグを割り振られ、写真を撮り、ホルマリン溶液に浸して保存されます。

IMG_1478_convert_20121103160535.jpg

標本は「その時その場所にその魚がいた」ということを証明するものです。
ですから、保存や管理は徹底しなければなりません。
…整理整頓が苦手な資源も見習いたいものです。

今回、他大学の方々と共に生活を送りながら調査を行ったことで得るものが非常に多かったです。
もっと積極的に外部の方と交流を図っていきたいですね!

お世話になった皆様、ありがとうございました!



(なぜか夕食作りを担当していました)
ぎんぽ




コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック