広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2013年03月16日 (土) | 編集 |
ぎんぽです。

昨日はゼミがありました。
文献ゼミではなくて、自分のスキルを他のメンバーに伝えるためのゼミ、通称「俺ゼミ」です。
去年の11月にぎんぽがやってからはずっと滞っていましたが、この時期にようやく再開することができました。

今回は3年生への指導メインで、講師はトラギスくんとキュウセンくんです!


まずはトラギスくん。
エラブでバリバリ潜って研究をやってきた彼は、行動観察の基本となる「海底地図作成法」を伝授してくれました。

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研究対象となる魚の行動圏を観察するためには、まずその魚が住んでいる環境を捉えなければなりません。
この海底地図が上手く作れるかどうかで研究の質が変わってくるのだとか。

さすがに海でやるわけにはいかないので、段ボールとヒモを使って作業を行っていきます。

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海でやる場合は、コンクリートネイルという釘とクレモナロープを使い、海底にロープを張っていきます。
そうやって観察エリアをブロック化し、その中にある転石やサンゴ礁を書き込んでいき、地図を作成します。
大変そうな作業ですね…

どこにでも釘を打ち込むわけではなく、釘がしっかり刺せて、自然へのダメージが少なそうな場所に打ち込んでいくそうです。
自然が相手の研究なので、自然には最大限の配慮をすることが大事だと力説していました。
いいこと言いますね!

段ボールを使った作業でもみんな苦戦していましたが、海中ではさらに苦戦するそうです。

こうやって作成した地図を観察ボードに貼り付け、その上にトレーシングペーパーを敷き、魚がどこで餌を食べたか、どんな移動ルートを辿ったかなどを記録していきます。
それを積み重ねることで、魚の行動が見えてくるということです。

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しっかりとマスターしたいスキルですね。



続いてはキュウセンくんの出番です。
資源のベラマスター、そして倉橋島を自分の庭と豪語する彼は、切片作成についての講習をやってくれました。

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切片とは、動物の組織を観察するために薄くスライスしたものです。
資源では主に魚の生殖腺の発達状況を観察するために行います。

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これによって性転換をしているかを判断したりするんだそうです。

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簡単な説明をしてからは、切片部屋に場所を移して実技講習。
器具や薬品の説明をして、実際に切片を作ってみました。

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とはいっても、切片を最初から作るには3日はかかるので、一部のみです…

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見ていると簡単そうでしたが、意外と難しいみたい…

切片は研究内容によって必要かどうかが変わるので、みんなやらないといけない訳ではないですが、知っておいて損はないですね。


今回のゼミで得た情報を自分のものにできるように頑張っていきましょう。
いつかは将来の後輩たちに同じようなゼミをやってもらいますからね!


トラギスくん、キュウセンくんありがとうございました!
すごく輝いていたから、きっと後輩たちからは見直されたんじゃないかな!



(ブログの模様替えをしました)
ぎんぽ

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