広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2015年09月03日 (木) | 編集 |
はじめまして。
院から資源にきました、タマです。
サイトーに引き続き、初の資源ブログ更新になります。

私はこの研究室では珍しく「ベントス」をテーマにしています。
今回は私が何を研究しているのか(研究室内でもよく分かってない人がいると思うので)、簡単な紹介なんかしてみようかなと思います。

主に研究しているのはサキグロタマツメタ(以下サキグロ)という巻貝です。
               ↓
IMGP2542.jpg
  手に乗せると気持ちいい(※個人的な意見)

アサリの食害種としてニュース等にも取り上げられたので聞いた事があるかもしれません。

また、干潟に行くとこんな↓茶碗みたいなものを見かけた人もいるんじゃないでしょうか。

s_RIMG0073.jpg

これは大体がサキグロと同じタマガイ科の卵塊です(写真はツメタガイの卵塊)。彼らは貝に穴を開け、酸で中身を溶かして食べます。干潟では穴の開いた貝の亡骸がよく見られます。

IMG_2933.jpg
              犠牲者

サキグロは元々日本では希少種とされていたのですが、輸入したアサリに紛れた外来サキグロが各地でアサリと一緒に撒かれ、定着して数を増やしてきたようです。
そしてこのサキグロの食害が各地で問題になっています。特に東北では被害が大きく、大量発生したサキグロによりアサリが激減し、一部潮干狩り場は閉鎖に追い込まれました。

私はこの食害生物サキグロタマツメタの駆除や共存を考えるため、日々研究に取り組んでいます。

先月の話ですが、福島県相馬市の松川浦というところでサキグロ調査してきました。
調査は冨山先生と福島県水産試験場相馬支場の方々にご協力頂きました。

松川浦はアサリ密度が高かったのが印象的で、足元を適当に掘っても5、6個のアサリがゴロゴロ出てきました。

20150822.jpg
             
サキグロ。毎年駆除はしているそうですが、まだまだ居るようです。無事たくさん獲れました。

IMG_2934.jpg

調査後は相馬支場の方々が飲み会の企画までして下さいました。
二次会で同席したニューハーフの方がごつくて怖かったけど、 とても楽しいひと時を過ごしました。
初の東北地方ということもあり、この遠征調査を通して良い経験がたくさん出来たと思います。

今回は水圏資源生物学研究室ではこういう研究もやってるってことを知ってもらえればと思って書かせて頂きました。
私に続いて近々M1の誰かが書いてくれるんじゃないかなぁと期待しています。では。

タマ



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