広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2017年05月01日 (月) | 編集 |

424日〜28日にかけて広島大学の実習船“豊潮丸”で播磨灘における魚食性魚類調査を行いました。その様子を報告したいと思います。

 

本調査の目的は播磨灘の魚食性魚類の食性の実態解明です。

この時期の播磨灘はイカナゴ漁の最盛期をやや過ぎた時期に当たります。

イカナゴは「くぎ煮」として兵庫の名産品であり、その味はとても美味しく全国各地から注文の依頼が届く程です。そんなイカナゴは播磨灘周辺地域の食卓に親しまれているだけでなく、播磨灘の魚食性魚類にとっても重要な餌資源になっているのではないかと予測を立て、調査を行いました。

 

さて、調査の様子を見て行きましょう。

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まずは朝、集合し軽いミーティングをしてから呉基地へ移動

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1週間の調査となれば荷物も多いです

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これから1週間、お世話になる豊潮丸!

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呉基地を出港!

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良い天気ですね!

 

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呉から播磨灘まで1日以上かかるため行きの船内はゆっくり過ごしました

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甲板ではタチバナナ氏は読書

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ゲスト乗船のSATO氏は昼寝

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お腹周りを気にして筋トレをする人もいたりしました。

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船内ミーティング

ゲスト乗船ということで山口県水産研究センターからWさんと倉敷芸術科学大学から3回生のM君に来て頂きました。M君はマグマ先輩の後輩で、過去に一度豊潮丸に乗ったことがあるそうです。

 

簡単な自己紹介後

26日〜27日資源釣り大会の開催が発表されました!

優勝者には豪華景品が!これは釣りまくるしかない!

 

 

さて準備の様子

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餌のイカナゴを染めるAWAJISHIMA君。服も染めたのかな?

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人が入るほど大きなクーラーボックス。

誰が入っているのでしょうか。

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答えはDr.KOBUさん

このクーラー満杯になる程魚を釣りたいですね。

 

 

夜は家島諸島沖に錨泊

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夜釣り開始

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餌のイカナゴもいい感じに染まりました

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奮闘中のAWAJISHIMA

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魚探には何も映りません

初日はノーフィッシュに終わりました。

 

 

気を取り直して2日目突入

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綺麗な朝日です。

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しっかり準備をして、来たる大物に備えます

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釣りの準備している時は至福の時です

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午前中は小型ボートを使わせて頂きました。

小型ボート班と船班に分かれて調査開始

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さらば、豊潮丸!

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釣りプロフェッショナルの方々

 

小型ボートの舵周りを生かしてポイントをランガンするも、魚探には一度反応があったのみ。なかなか渋い展開。船班も厳しかったみたいでした。

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帰船

 

 

午前の部は終了し、お昼を食べて午後の部へ

 

午後イチは底質調査

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SM採泥器を使って海底質表面の有機物の採集を行いました。

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方法は注射器の筒部分を刺して、底の部分からピストンで押し上げて

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表面数mmほどをヘラで掬いとります。

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Tさん・ツメタガイさんのコンビで手際よく作業しています

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綺麗な砂ですね

 

次はドレッジでベントス調査

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カゴを海底まで沈めて、一定速度で一定時間カゴを引きずる事でベントスを採集します。

採集されたベントスは小分けにしてタライに移します。

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タライに海水を注ぎ、手で撹拌します。このようにする事で砂の中に生息している生物を浮き上がらせます。この上澄みを細かな網目の篩にかけて、小さなベントスを採集します。この工程を3回繰り返した後、タライの中身を荒い網目の篩にかけて大きいベントスを採集します。

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今回はクモヒトデやカニなどの無脊椎動物やネズッポ科魚類などが採集できました。

 

底質調査が終わってから再び魚類調査

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再度、小型ボートを出して頂き出船しますが、強い潮流によりあっという間に流されてしまい、釣りをするのに困難な状況であったため早々と帰船しました

 

そして昨日、移動中に見つけた美味しそうなポイントへ移動しました

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移動中

フタスジ先輩、line

 

ここは好ポイントでした。

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ワタクシ、ごえもん。ファーストフィッシュ!

やっぱり陸でも海でもBasserでしたわ!

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立て続けに船員さん、上Dさんと釣れ、船内が活気づいてきました。

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船内では先生が写真撮影をし、解剖班が計測・解剖を迅速に行っていきます。

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「口の中からイカナゴ出てきた!」という報告もあり、予測通りになってきた?

しかし、本日はここでストップフィッシング

本日は前座、資源釣り大会は明日から開催!

明日の釣果に期待しながら港へ戻りました。

 

 

港からさらにゲストが乗船

須磨海浜水族園からBさんとTさん

大阪府立環境農林水産総合研究所からお久しぶりのギンポ♂さん

 

夜を下船し、近くの居酒屋で懇親会&必釣会!

ここでしか聞けない面白い話や思い出話も聞けたりして、とても楽しい会になりました。個人的にはTさんのアカメ釣りの話、かなり面白かった!いつか釣りたいです!

 

三日目。

Dr.KOBUさんがスタートダッシュを決めていました。

朝起きると既にスズキ1尾とカサゴ3尾を釣られていました。

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カサゴのパンパンのお腹を開けると沢山の稚魚がいました!

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Tさんが同位体分析用に筋肉片を取ります。

ポイントへ着き、皆さん一斉に竿を出します。

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午前中はノーバイト。昨日の魚は何処へやら.

そう簡単にはいかないようです。

 

午後は底質調査からスタート

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底質は昨日の地点よりも泥っぽい。

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熟練の先輩方を中心に作業は流れるように進みます。

昨日よりもややベントスは少なめでした。

 

再び魚類調査

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魚探に反応はあるのですが、釣れません↓

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暗くなるまで粘ります。

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Bさんもこの表情。

悔しいけど釣れませんでした。

 

4日目早朝

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徹夜で頑張ったDr.KOBUさんと上Dさん。凄い忍耐力です。

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ツメタガイさんがネズッポを釣りました。

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ここでDr.KOBUさんの秘密兵器を使って水中撮影を行いました。

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朝食

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朝食後、水中撮影の様子をテレビで見てみました。海の中では沢山のヤムシが映っており、時折魚らしき影も見られました。水中の様子に皆さん釘付けでした。非常に面白かったです!

 

さて、ポイントを移動して釣りをしてみますが、釣れません。

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一体魚はどこに行ってしまったのか。

そんなこんなでゲスト乗船者の皆様とはここでお別れ。

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今回は厳しい結果になってしまいましたが、またご一緒に乗船できることを楽しみにしております。

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資源釣りカップの優勝者は見事スタートダッシュを決めたDr.KOBUさんでした。おめでとうございます!

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お別れ


最後の底質調査

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 これにて播磨灘の調査は終了。これから広島へ向かいます。

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タチバナナ氏のクリオネポーズ


ウエットラボの様子

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表層で採集したカイアシ類を仕分けるニセクロ先輩

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こちらでは植物プランクトンを抽出しています。

 

食堂の様子

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フタスジ先輩による口永良部の紹介

SATO氏が真剣に見ています

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タチバナナ氏の海外旅行記

海外でブイブイ言わせていることがわかりました笑

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夕日

 

5日目早朝

船員さんのオススメ釣りポイントに行きました。

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Mくんに釣りを教えるAWAJISHIMA

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「釣れてください」と祈るタチバナナ氏と願いを司るニセクロ先輩

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船員さんに「ヒット」の声。

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ノッコミ真鯛。美味しそう。

その後もSATO氏にも船長にもヒット

卵巣パンパンの真鯛でした。

 P4280324.jpg終了

最後に釣れて、いい感じで締めることができました。

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良い天気

 

今回の乗船では釣果こそ厳しかったですが、色んな分野の人達がゲスト乗船してくださり、色々な話ができたことで色々な発見や良いつながりが生まれたのではないでしょうか。ゲスト乗船して頂いた方々、お忙しい中ありがとうございました。また本調査を全面的にバックアップして頂いた豊潮丸の船員さん方、ありがとうございました。これからも研究調査頑張っていきますので、今後とも資源を宜しくお願い致します。

 

2017,05,01 ごえもん



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