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広島大学水圏資源生物学研究室のブログです。資源のOB、OG、何かの縁で資源に関わってこられた方に、研究室のイマの様子を時には真面目に、時には面白くお伝えしていきます。
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2018年10月21日 (日) | 編集 |

こんにちは、初めましてサキ子です。

今回は10月に資源組が東北へ行ったことについて話したいと思います。


話の初めに、自身の卒論に関して軽く触れておきます。私はアサリを食すサキグロタマツメタという巻貝についての研究を進めています。その巻貝は広島にも生息していますが、東北地方が個体数も多く加え、アサリの漁業被害も大きいほど…。

私は7月にも相馬の松川浦で調査し、今回は10月で巻貝の卵塊も含め調査しました。


10月9日、前日入りした先生と私に加え、福島県水産試験場の方にも協力いただいて、午前中に野外調査を行いました。

この日は漁業者の方も卵塊の駆除を行うとのこと…

DSCF1717.jpg

運良く調査には影響せず、私たちも採捕して駆除の手伝いも兼ねて、行いました。

調査地点に到着すると、すぐに卵塊があちらこちらに・・・

IMGP6834.jpg

数も、そしてサイズも予想より大きく驚きました。

しばらくすると、徐々にサキグロタマツメタが現れてきました。DSCF1719.jpg

しかもアサリを足でくるんで、抱えているサキグロが多いような・・・ 今回の調査は卵塊とサキグロの密度などを測りました。

昼食を済ませた後は、相馬支場を少しお借りし採捕した卵塊とサキグロを計測し、この日は終了しました。


翌日の10日、午前中にも同じように野外調査へと向かいました。駆除の甲斐あって、卵塊は少なかったですがサキグロは出現していました。

調査が終わり、午後は測定を行いました。すると、9日の調査で採捕した卵塊の数は約900個、サキグロは約400個体という結果が出て・・・これでもほんの一部なのだから驚きです。


そしてこの日は、資源組のメンバーとも合流する日でもありました。後からその道中を聞くと、切符の日付を間違えて…カツサンドを…などのトラブルはあったようですが、無事に到着しました。


この日の宿は、松川浦近くの旅館でした。そこでの夕食は東北の海の幸を使った料理が出されました。

DSC_1029.jpg

写真にあるようなヒラメのお刺身などに加え、さらにカレイの煮付けやイクラの醤油漬けなどなど・・・盛りだくさんでとてもおいしくいただきました。


夕食を終えた後は、先生と私、そして今回も水産試験場の協力を頂いて、夜の野外調査へと向かいました。昼と夜とで差はあるのか、という調査を行いました。

現地に行くと…

DSCF1743 (2)

夜でも出ていました。時間が経つにつれ、続々と出てくるように・・・。昼と同様、アサリを抱えている個体も多いように感じました。一方で、昼には見えなかった生物にも会えました。例えば、ガザミも多くみられ、さらにコンゴウフグまでも…。IMGP6916コンゴウフグ (2)

同じ場所でも、昼と夜では違う表情をみせ、調査に加えてとても面白みがありました。(もちろん、調査する許可はとっています。)


そして翌日11日、まず松川浦の近くにある相馬原釜魚市場の見学を行いました。DSC_1040.jpg

試験操業にもかかわらず、かごがずらーっと並ぶその量と、そして瀬戸内海では見られない様々な種類が多く、見ていてとても新鮮でした。特にカレイの種類が多く、いい勉強になりました。IMG_4418.jpg

見学し終えた後、相馬支場に戻ったところちょうど漁獲された魚のデータをとっていました。

IMG_4413.jpg

東北の魚も近くで見れ、さらにあざやかな魚さばきで職員の方が実際に計測する姿を見るいい機会となりました。


相馬を出た後、昼食に仙台名物牛タンを食べ、東北大学農学部へと向かいました。

そこでは、片山先生にタチウオの耳石の輪紋について教えていただき、さらに研究室など見学させてもらいました。その後、懇親会までひらいてもらい、交流を深めました。お手製のはらこ飯もいただき、とてもいい思い出になりました。IMG_4492.jpg


最終日となる12日、早起きをして石巻魚市場の見学へ向かいました。最初は、その魚市場の大きさや充実した施設設備など驚きました。DSC_1045.jpg

さらに見学していくと・・・

DSC_1052.jpg

大きなカゴいっぱいに大量に漁獲されたサバが!

見る光景すべてが新鮮でとても貴重な体験になりました。


見学後は、東北大学の女川実験所へと向かいました。寄り道に石巻の道の駅や女川魚市場の見学、女川駅前のシーパルピア女川という施設にも行きました。そして、予定よりも少し早めに到着しました。IMG_4470.jpg

ここでは、ナマコやウニといった生物を飼育、研究を行っておりお話を聞きました。

ナマコの小さな姿を見るのは初めてで、個人的にはかわいかったです。


見学後は仙台へ向かい、そこで現地解散となり終了しました。


野外調査から始まり、市場見学、研究室訪問を行くなど、この東北に滞在した期間で学んだことが多く、すごくいい経験となりました。携わってくれた方々、本当にありがとうございました。


それでは、またどこかで!










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